ありす

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高森朝雄と言っても梶原一騎のことである。唯一この筆名にしたのが「あしたのジョー」である。こうしないと「巨人の星」とダブる。どちらも「愛と誠」の前ではかすんでしまう。漫画も満足に読まない連中が「あしたのジョー」の白く燃えつきたジョーにこだわっている。「愛と誠」のラストはもっとすさまじい。同時に純愛そのものである。刺されて生きているのがやっと。あるいは死んでいてもおかしくない。その誠が愛とやっとお互いを素直に認め合い。すべてを受け入れる。それができたのも単なる瞬間なのである。誠はもう死んでいるはずだ。額に傷を作った時からずっと素直な再会を誠も求めていたはずだ。額の傷が人生を狂わせた。フーテンタイガーになっていた。愛はずっと白馬の王子と思い込んでいた。すれ違いの愛を描いた昭和の劇画の金字塔である。平成時代に妻夫木聡が西城秀樹の「激しい恋」を歌って登場する馬鹿な映画を見せられておもしろいか!

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