休憩中

イマスガ牛乳店のターンテーブルがソニーロリンズを再生している。いいムードになってきて。僕はたみちゃんのひざに手を置いた。あっと声をたみちゃんが漏らした。僕はそっとたみちゃんの手を握った。テーブルにはフィッツジェラルドやサリンジャーのペーパーバックがある。僕もサリンジャーのシーモア序章は好きである。たみちゃんと僕は気が合いそうだ。...

お茶しない?

イマスガ牛乳店のカウンター6席の店におるのも。僕。横にいるのが短大文学部のたみちゃんで。お茶しないと言ったら。ほいほい!と言うわけないだろう。そのような女子に限って。浮気もかんたん決済のようなことを平気でする。英米文学の愛好家として平成も終わろうとする時代に。グレートギャツビーのペーパーバックの似合うたみちゃんが。僕の横に座っているのは。当然。僕が誘ったからではなくて。初めからイマスガ牛乳店でダー...

音のする家

自宅マンションに田淵女子が来た。手には激安店で買った納豆を持っている。実は田淵女子は納豆が大好きなのである。すでに腐っているから。これ以上は腐らない。なので。隙がない。自宅マンションで僕は田淵女子とラジオを聞いている。納豆を食べるのは。これからである。...

貧乏との戦い

居酒屋チェーン進出が著しいのも。焼鳥の大好きな女子がいては。それも仕方ないだろう。妹みたいな女子を好むのも僕だが。どうしてそんなに甘えればいいのに。甘えるのも禁じるのか。妹や。そうして。いつも財布の中は空っぽの僕である。僕の貧乏と戦いは。もうすでに始まっている!...

お茶しない?

イマスガ牛乳店に誘われて入る勇気があればいい。この町のお得な情報も。民生委員が歩いていても。風が強く吹いている。議員さんが歩いても。銀行の窓口係の女子も。お茶を飲むとき。イマスガ牛乳店においしいコーヒーがあることを。わかっているのか。お茶しない?と僕が言っても。しらんぷりの女子には。お仕置きしてやる!...