最強

子供時代の不思議だが。ライオン丸娘がライオンズマンションに住んでいて。怪傑ライオン丸よりも風雲ライオン丸が大好き。そう言ってクラスメイトに自慢げに。アニメと特撮ヒーローの愛好家と宣言していた。その姿は。スカートの中が見えても。青い色のショーツが見えても。ひるまずに。物事におじけることもなく。前向きに生きている。最強の女子であった。...

こらアカンは

恋人たちがイマスガ牛乳店に来たって無駄なのに。自分たちのイチャイチャを見せびらかす目的で。コーヒー牛乳を飲みに来ておる。僕は。カワイイ看護師のライオン丸娘とカウンターに座っておる。おれたち結婚しようと恋人たちが言うたら。大笑いになるのに。恋人たちが言ってしまった。おう。結婚とは。家を強くするために女子を使って。取引することだと僕に教えてくれたのが。祇園のナンバーワンだったママである。女子がかわいそ...

休憩中

カニさんが自宅マンションにまで来てくれた。これから二人の休憩タイムになる。「古文書の研究に疲れた時にアニメを見ている」とカニさんが言った。高校時代にアニメと言えばロボットのプロレスしかなかった。それならプロレス中継を見たほうが楽だと僕は思っていた。プロレスも21世紀には女子も熱心に見る時代になっている。もちろん。カニさんもプロレスが大好きな女性である。...

最強

古本屋ツアーに出かけたら。高校時代。憧れたカニさんと遭えた。「あら」と笑うカニさんが僕の手を握りしめて。喜びの小さな声を上げたのも。僕を絶好調にさせるだけのパワーがある。最強だよ。最高だよ。カニさん。いつまでも元気で若いな。高校時代に年齢を公表していた時。29歳。だが。永遠の29歳である!...

お茶しない?

いつもいつも悪魔払いの礼子さんが僕を見張っている。そういう確信を持つようになっている。礼子さんも確信犯的プロの手口を使って。悪霊退散のお札を僕の部屋に。まるで。税務署の人間みたいに。貼っていく。そして。「お茶しない?」と笑った。その姿はまるで天使のように見えた。...